女性エンジニアの数がなかなか増えない理由

近年、女性の社会進出が飛躍的に進んでいます。平成30年の厚生労働省の調べによると、日本の労働人口のうち、女性が占める割合は約45%で、女性の割合が半数近くを締めています。このデータからも、女性の活躍の場が広がっていることがわかります。

しかしIT業界では、女性エンジニアの割合は、20%程度にとどまっているのが現状です。1つの部署に、女性エンジニアが見当たらないということも珍しくありません。
女性エンジニアの数がなかなか増えない理由は、やはりその多忙さにあります。
エンジニアの仕事は非常に激務で残業が多く、納品前ともなると徹夜や休日出勤を余儀なくされるケースも少なくありません。結婚や出産を迎えた女性エンジニアはどうしても仕事と家庭の両立が難しくなり、仕事を続けられなくなる人が多いようです。

また、女性が少ないため女性特有の悩みなども相談しにくく、状況の改善がなかなか進まないという問題もあります。子育てへの理解がないため、子供の急な発熱などで仕事を休む際に助けてくれる同僚を見つけるのも難しいようです。
こうした問題があり、多くの女性エンジニアが仕事を続けたくても続けられない状況に追い込まれています。

もちろん、企業側は何の対策も講じていないわけではありません。子育て支援体制を整え、仕事と育児の両立を目指す女性エンジニアを積極的に採用している企業も増えつつあるので、これからは徐々に女性エンジニアの割合は増えていくでしょう。